理念なんか無かった

1989年6月結婚

1990年6月長男誕生

1990年7月会社設立

1990年8月営業開始

当時の気持ちは今もはっきり覚えてます。

自分の手で自分の人生を切り開きたい一心で家族を巻き込んでいきました。

許してくれた妻には感謝しかありません。


耳障りの言い企業理念もなく、あったのは絶対に成功するという強い思いと

ダメな時はどんな仕事をしてでも家族は食わせるという覚悟だけでした。

私が選んだビジネスはヨーロッパからの輸入下着の卸売業という

当時としては珍しいニッチな【ブランドビジネス】です。


初めはまとまったお金が無いので、東京の小さな商社に輸入代行してもらいながら関西を中心に卸売業を開始しました。

少しずつ顧客が出来てきた矢先1990年10月その商社の社長が大病を患い

あえなく倒産しました。営業開始2か月目にやってきた最初の試練です

(早すぎ!)


私は英語もろくに出来ない、貿易業務など見たこともありませんでした。

しかし売るものが無くなったことと、この2か月間にいただいた注文を

納品する責任があるので直接交渉に海外まで行きました。


その行動に相手もびっくりしたのか「暫定的に半年間日本での販売を君に任せる、その後のことは改めて話し合おう」ということになりました。

何とか半年は寿命が延びました。

<つづく>



創業者応援 社長になることと経営者になることは違う!

1990年起業 2020年30周年の年に株式譲渡 (M&A)し、現在顧問として 在籍し後任育成に努めて。 これから起業する人や経営に 悩んでいる創業間もない人を 応援したく自身の体験を通じて 伝えて行ければと思います。

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